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まちづくりは本当に必要なのか?
片倉 信儀@TOSS/Sannai
「まちづくり」40時間の実践授業になります。未来の中新田町をグループ毎に考えていった。

宮城TOSS/Sannai推薦

                    1 片倉の実践

             <第19時−未来の中新田町をデザインする>

第16時や17時で使用した現在のまちづくりの写真を提示し、次のように説明する。

説明1 これが現在の町づくりです。今日からは、以前に話していたように、「未来の中新田
    町」についてデザインしてもらいます。みんなが大人になった時、この前来ていただい
    たコミュニティーゲストの方の年齢になったぐらい、大体20年後ですね。その時の、町
    をデザインします。

 現在のまちづくりの要素を確認する。これらをまちづくりの「キーワード」とすることを確認する。
・エネルギー ・工業 ・環境 ・商業 ・健康 ・福祉 ・憩い ・文化 ・その他

説明2 今話した現在のまちづくりの中から三つぐらいのキーワードを選びます。その選んだ
    ものについて考えていきます。それではグループ分けをします。まず、自分で考えてみ
    たいもの三つ選びます。

 子ども達が選んだものをもとにグルーピングしていった。三つ選んだものがすべて同じだった
グループもあれば、二つが同じものだったグループというように分かれた。その結果、次のよう
な6つのグループに分かれた。どうしてもキーワードが4つになるところは、それでもよしとした。

 @ 環境・商業・憩いグループ
 A 工業・憩い・文化・グループ
 B 工業・環境・文化・商業グループ
 C 環境・憩い・健康グループ
 D 環境・憩い・福祉グループ
 E 憩い・商業・文化グループ

説明3 それでは、まちづくりの「キャッチフレーズ」というものを考えます。「〜で〜で〜な町づ
    くり」というようにです。例えば、環境・商業・憩いグループであれば、「きれいで、買い物
    がしやすく、心が安まるまちづくり」というようにです。

 これがなかなか大変だった。まだ、どのような「まちづくり」にしていくかということについて、イ
メージがなかったからである。ここは大切なところだと思い、「どのようなまちづくり」にしたいのか
つっこんだ話し合いにさせた。
  相談の途中で授業終了となった。

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