こだわりの低温殺菌によるジャージー牛乳は、飲む人の健康や栄養バランス、おいしさを第一に考えて作っています。低温殺菌(パスチャライズ製法)は65度30分という低い温度で長時間殺菌する方法で、99%の殺菌効果があります。牛乳の中のタンパク質やビタミンを壊すことなく殺菌ができるので、生乳のもつデリケートな風味をそこなわず、ジャージー牛乳特有のおいしさとコクを楽しむことができます。

 牛乳は「カルシウムの多い食品」ですが、カルシウムを体内で適切に吸収するためには、牛乳の中のタンパク質の役割が重要です。タンパク質は熱によって壊れやすいですが、低温殺菌法ではより自然な形で体内に入り、栄養分の吸収率は一般的な超高温殺菌牛乳のおよそ3-5倍と報告されています*。吸収率が高いなら、値段が少々高くても、お得で体に優しい牛乳ですよね!

 また、乳タンパクの約80%はカゼインというタンパク質です。カゼインは体内では合成できない必須アミノ酸をとてもバランス良く含んでいて、理想的なタンパク質といわれています。乳糖は「乳酸菌」の栄養にもなり、腸内で乳酸菌を増殖し病原菌や腐敗菌の増殖を防ぎ、腸内環境の維持に役立ちます。

 *飲んだ牛乳の量を100とした場合の栄養分の吸収率は、低温殺菌牛乳では50-70%、一般の超高温殺菌牛乳では10-15%という研究報告があります。


 ジャージー種は脂肪分のなかにβ-カロチンを多く含み、しぼりたての牛乳は薄淡い金色を帯びていることから「黄金のミルク」「牛乳の中のシャンパン」と呼ばれ珍重されてきました。その高級感とおいしさを大切に、多くのみなさまに味わっていただけるような製品作りに心をかけています。冷たいままでもさっぱりしていておいしいですが、やんわり温めると、ジャージー牛乳本来のコクが強く感じられ、ロイヤルならではの深い味わいに納得していただける、自慢の牛乳です。


 一般に流通している牛乳は各地の酪農家から集めた牛乳をブレンドしている場合が多く、成分調整しているものも多く見られます。ハートフルランドジャージー牧場の牛乳は自家製の牛乳のみ・成分無調整で、ピュアな生乳の風味が楽しめます。製造や保管コストなど企業のメリットを第一に考えた超高温殺菌牛乳に対し、低温殺菌にこだわり成分無調整を実現するためには、牛や牛乳の管理に多くの手間とコストがかかりますが、40頭の牛を家族同然に愛情込めて育てることで、少数自家製だからできる徹底した品質管理でこだわりの牛乳をつくりました。


 低温殺菌牛乳は胃の中に入ると、胃の中の酸や酵素と牛乳のタンパク質が反応してお豆腐かプリンのように固まります。そして胃の中でゆっくりとより吸収しやすい形に変えられ、小腸で吸収されるので、効率よく栄養分を取り込む事ができます。一般の高温殺菌牛乳ではタンパク質が変成してしまっているため、胃の中でちゃんと固まらずに短時間で小腸へ運ばれてしまい、栄養分を十分吸収できないようです。このことが、吸収率の差につながるようです。


 低温殺菌「パスチャライズ製法」とは、フランスの細菌学者パスツール(Pasteur Louiss, 1822〜1895)がワインの風味を損なわずに有害菌を除去するために考案した殺菌方法で、牛乳では63℃30分が基本とされています。日本では厚生省が定めた低温殺菌のガイドラインにより、殺菌に使用する機械設備の種類別に「63〜65℃30分」「65〜68℃30分」と定められています。
←(これはバルククーラーの写真)

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