大崎ネットニュース  Oosaki Net News

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12月8日(金)

建設不許可求める意見書可決
 向山地区産廃施設 大崎市議会定例会が開会
 

 大崎市議会は7日開会し、鳴子温泉向山地区に計画されている産業廃棄物処理施設の建設を許可しないよう知事に求める意見書を全会一致で可決した。

 意見書では「建設予定地は観光地・鳴子温泉郷内にあり、飲料水や農業用水の源泉地のため、観光や農業への風評被害による経済的打撃は計り知れない」とし、「建設計画の許可をしないよう強く求める」としている。

 人権擁護委員に高島光子氏(71)=松山、再任=、千葉勝也氏(64)=岩出山、再任=を候補者として推薦することに同意。

 伊藤康志市長は、一般会計補正予算案など33議案を提案し、提案理由を説明した。

 また、遊佐辰雄議員、小沢和悦議員が、子供の通院費の助成を現在の4歳未満から小学校入学前まで引き上げる条例の一部改正案を提案した。

 また、行財政改革特別委員会の三神祐司委員長が、調査結果について中間報告を行い、職員の定数管理については、合併効果を早期に達成するため、類似都市にこだわらず5年をめどとした計画的な定数適正化をはかる、とした。

 定例会は、休会明けの11日から本会議を開き、議案に対する質疑に入る。




=コラム=
 日米開戦の日


 締め切り時間間近というのに、まったくネタがなく、記者室で悶々(もんもん)としている。

 さて、どうしよう。パソコンの脇においたチョコレートの箱から、1粒取り出して、また口に放り込む。

 もともと甘党ではないのだが、糖分をからだに注入すれば頭も少しは動き出すかと思い、市役所1階の売店で買ってきた。でも、効果はまだ、いまひとつ。時間ばかり過ぎる。

 何か参考になるニュースはないかと新聞を広げたが、今日(8日)は日米開戦の日だという。ああ、そうか。それにしても、「8月15日」の意味を知らない日本人はまずいないだろうが、「12月8日」という日は、いちいち指摘されないとピンとこないなぁ(戦勝国だったら、違っていたかもしれないが…)。

 東京で空襲がひどくなかったら、わたしの母親も田舎へ引き揚げて来ることもなく、きっと都会のどこかで、別の男と結婚して暮らしていたろう。今のわたしも存在していなかったはずである。歴史的な出来事というものは、単なる過去の事実ではなく、実に深く、個人とかかわっているものなのだと、紙面を見ながら改めて考えた。

 さて先日、BBCの電子版にアクセスしたら、日本の核保有論について特集記事が掲載されているのを見つけた。中身は、北朝鮮の核問題が日本の核保有論をうながすのではと懸念するものだった。

 防衛庁が防衛省に昇格したり、憲法9条改正の動きなど、戦後体制の見直しが1歩1歩進められている。「そのほうが合理的」という見方が正しいとしても、こうした歩みが世界にどのようなメッセージを与えているのか、BBCの記事を読みながら、もっと真剣に考える必要があるなぁ、と思ったのだった。

 さて、ここまで書いて1時間ちょっと。少しは、チョコレートの糖分が効いたようだ。





12月7日(木)

市民健康調査に便乗
 「悪いところあった、薬購入を」


 大崎市が行っている市民健康調査で「悪いところがみつかった」とうそを語り、薬を買わせようとする電話が同市鹿島台地区で6日あった。市健康推進課では「調査について直接電話することはない」といい、注意を呼びかけている。

 同課によると、電話があったのは同日昼ごろで、鹿島台地区に住む65歳の女性宅に「健康調査をした結果、悪いところが3つ見つかった。ほっておくと甲状腺も悪くなる。1カ月1万円の薬を飲めば効果がある」と、女性の声で電話があった。

 電話を受けた女性は「お金がない」と断ると「ローンもできる」と語ってフリーダイヤルの電話番号を伝えたが、女性は「病院で見てもらう」と電話を切った。

 同日夕方、女性は鹿島台総合支所保健福祉課へ内容を伝えた。伝えられたフリーダイヤルの電話番号にかけたが、留守番電話のままという。

 郵送された調査票の開封、集計は、共同で調査を実施している東北大学が行っている。健康推進課では「市や大学で、調査について直接個人に連絡することはない。不審な電話は相手にせず、健康推進課か総合支所の担当課へ伝えてほしい」と語り、注意をうながしている。

 市民健康調査は、今月15日の提出期限で実施しており、回収率は6日現在で約3割という。




大崎巡るツアー 全国大会で優良校
 大崎市職員に発表 鹿島台商高の4人

 鹿島台商業高校の生徒4人が6日、大崎市産業経済部の部内会議に招かれ、自ら企画、10月に実施した大崎を巡るツアーについて発表した。

 会議に訪れたのは、橋本亜紀奈さん(15)、藤本奈美さん(15)、沖田遥さん(16)、丹野美香さん(16)。4人の企画したツアーは旅行会社に採用され、仙台などから28人が参加。農業体験をしたり、農家レストランで食事をしたり、温泉を楽しんだ。

 取り組みは、高校の商業研究東北大会で発表し優勝。11月に鹿児島県で開かれた全国大会では優良校に選ばれた。

 同日の発表は、産業経済部の部・課長、課長補佐のほか、伊藤康志市長も出席。4人はパソコンを使って、研究の成果をスクリーンに映し出して説明。ツアー参加者の大部分から企画が良かったと評価を受けた一方、「内容を詰め込みすぎた」といった意見もあったと述べた。

 JRや自治体などが県内の魅力を全国的にPRする平成20年度の「デスティネーションキャンペーン」へ向け、市では専任の担当者を配置するなど準備を進め、同高にも協力を求めており、伊藤市長は4人の取り組みをたたえながら、「高校生に負けないよう、わたしたちもがんばりましょう」と、職員を励ましていた。

 4人は、企画づくりを通して「大崎の魅力にあらためて気付かされた」といい、リーダーの橋本さんは「お客さんが喜ぶ姿を見て、努力したかいがあった」と振り返っていた。

【写真・大崎をめぐるツアーについて発表する鹿島台商高の4人】





12月6日(水)

会議録検索システム導入 今月1日から運用 大崎市議会

 大崎市議会は今月1日から、インターネットで会議録が検索できるシステムの運用を始めた。

 検索できるのは、定例会、臨時会の本会議と、予算特別委員会の審議。会議終了後、会議録の編集を経て、おおむね3カ月後から利用できる。会議録はこれまでのところ6月定例会まで掲載されていて、9月定例会については今月中に利用開始の見込みという。

 検索システムは、キーワードや議員名などを入力すれば、該当するページが日付け順やヒット数順に一覧で表示され、会議録の中から、すばやく該当する発言を確認できる。

 委員会や予算特別委員会分科会の会議録についてはシステムを構築していないが、今後については議会の情報化対策特別委員会で議論を進めている。

 一方、市議会は、本会議場での議論をインターネットで生中継していて、映像は過去1年間について、随時見られる仕組みになっている。委員会については、カメラなどハード面の整備が必要なため、現在のところ、映像による公開を実施する計画はないという。

 詳細は大崎市議会事務局へ。電話番号は52―5838。

 検索システムのアドレスはhttp://www.gijiroku.jp/gikai/c_osaki/default.htm




網で不審者の動き封じる
 ネットランチャー 大崎市が全教育・保育施設に配備

 大崎市は、ネットを飛ばして不審者の動きを封じる「ネットランチャー」を市内すべての小・中学校、市立・私立の保育所や幼稚園に配備することにし、贈呈式を5日、市役所本庁舎内で開いた。

 ネットランチャーは、筒の中に収められたネットが、ボタン1つで一瞬に飛び出す仕掛けになっていて、不審者の動きを抑えている間に子供たちの安全を確保したり、警察へ通報する時間をかせぐことができる。

 旧古川市では、すでに各小・中学校などに配備されているが、あらたに今回、51カ所の教育・保育施設、児童館に配備することにした。購入予算は、108本で合計約200万円。

 贈呈式には学校や教育委員会などから関係者120人ほどが出席。伊東敬一郎教育長が代表者に、ネットランチャーを手渡した。学校などでは玄関やホール、教職員の手の届きやすい場所に配備し、万が一の場合に備えるという。

 贈呈式のあと、教員らが実際にネットを飛ばして使用方法を学ぶ研修会が開かれ、指導に訪れた製造企業の社員が「筒を水平にしてターゲットへ向けるように」などと解説していた。

【写真・ネットランチャーの使用方法を学んだ研修会】




電線張替作業中に落下して男性死亡  大崎市古川

 5日午前10時50分ごろ、大崎市古川台町で、電線の張り替え作業をしていた登米市南方町の配電工、佐藤巧さん(24)が、パケットから13メートル下の路上に転落、死亡した。

 古川署で、事故当時の状況を関係者から聴き、作業方法に問題がなかったかなど、詳しく調べている。





12月5日(火)

事業の優先順位の判断
 チェック項目案を協議 公益性など点数化 大崎市行革推進委


 大崎市が進める行政改革に市民の視点で提言する「大崎市行政改革推進委員会」(会長・久恒啓一宮城大教授)の第3回会議が4日、市役所内で開かれ、市側が示した事業のプライオリティー(優先順位)を判断するチェック項目案について協議した。

 市の示したチェック項目は、大きく必要性、公益性、戦略性、公平性の4つの視点から判断する案で、必要性の中には全市的な要望であるかどうか、戦略性の中には費用対効果が適正であるかどうかなど、さらに細かく合計36のチェックリストが盛り込まれている。

 それぞれのチェックリストに10点から0点まで点数を配分し、100点満点で事業のプライオリティーを判断する。

 これに加え、地域性や独創性など特殊な事情を加味する項目も、別枠で設けた。

 協議の中で委員からは「経済波及効果や税収増の視点も必要」「赤字の事業などは、もっと切り込んで判断すべき」などといった意見があった。

 チェック項目は、1月中旬に開かれる次回の会議で再度協議、決定する。

 チェック項目を使った事業評価は平成19年度中に実施する予定で、予算編成に反映されるのは20年度予算から。対象となるのは、水道部を含め合計1400事業ほどに上るという。




ふるさとプラザへ移転  男女平等面接相談 大崎市

 大崎市の男女平等相談は、専門カウンセラー、相談員の面接相談を今月から、同市市民活動サポートセンター(JR古川駅前のふるさとプラザ3階)に移して実施する。

 職場での男女差別やセクシャルハラスメント、夫やパートナーからの暴力などに関する面接相談は、合併後、岩出山地区館で実施し、9月ごろから市役所本庁舎の男女共同参画推進課で行ってきた。

 しかし、相談室の確保などで課題があったことから、ふるさとプラザの市民活動サポートセンター内に移転させることにした。

 カウンセラーの面接相談は、毎月第3水曜日の午前10時半から午後4時半まで行う。担当するのは、仙台市内で「ウィメンズカウンセリングいずみ」を主宰する田口京子さん。

 相談員の面接相談は毎月第1水曜日の午前10時から午後3時まで。

 面接相談は前日まで予約が必要。相談は無料。男女問わず相談を受け付けている。

 このほか、男女共同参画推進課でも相談を受け付け、必要な場合はカウンセラーや相談員に引き継ぐ。月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで(祝日、年末年始は除く)。

 面接の申し込みなど、男女平等相談の専用電話は090―2607―2639。

 詳細は男女共同参画推進課へ。電話番号は23―2169。
 



 


12月4日(月)

初日に意見書を採決
 向山地区産廃施設 知事に不許可を求め 大崎市議会


 大崎市議会の議会運営委員会が4日開かれ、12月定例市議会の日程を決めた。

 定例会は7日午後1時に開会。10日まで休会し、11日、12日、14日、15日に本会議を開き、議案審議を行う。

 定例会には34議案が提案される。また、2人の人権擁護委員候補者の推薦について諮問がある。

 一般会計補正予算案は、3539万4千円を減額、総額542億1736万6千円とした。

 このほか、公の施設の設置・管理を定めた条例の全面改正・1部改正案20件が提案される。旧市・町でばらばらだった管理基準や使用料などの規定、文言を統一する。

 一方、開会初日、鳴子温泉向山地区に計画されている産廃施設について、建設を許可しないよう知事に求める意見書が議員から提案され、同日、採決を行う予定。

 一般質問は18日、19日、21日、22日の4日間。23人が質問を通告している。
 



いつもよりご飯おいしいよ
 「冬みずたんぼ」の無農薬米 沼部小


 大崎市田尻地区の冬みずたんぼ≠ナ生産された米を使った給食が先日、沼部小学校(安住慶一校長)であり、「いつものご飯よりおいしい」と、子供たちの評価は上々だった。

 冬の間、水田に水をはる冬水たんぼは、野鳥と農業の共生を目指して行われ、雑草を抑えるなど環境保全の面からも効果が注目されている。

 今年は田尻地区で20ヘクタールで取り組みがされ、このうち18ヘクタールで無農薬栽培を実施、約80トンの収穫があった。生協などを通じて販売しているが、他の無農薬米より高く取り引きされているという。

 冬みずたんぼで栽培された米をつかった給食は、田尻地区の幼稚園や小・中学校すべてで一斉に行われた。

 メニューは、無農薬栽培「ひとめぼれ」のご飯のほかに、豚肉のしょうが焼き、おひたし、みそ汁など。豚肉や野菜、みそなど調味料も、田尻地区で生産されたものを使った。

 沼部小では、食べる前に佐々木香代子栄養士がクラスを回り、冬みずたんぼについて解説したり、生産した農家を紹介しながら、「田尻でつくられている食材に関心をもってほしい」と語った。

 さっそくご飯を口にした子供たちは、「いつもより甘い味がして、おいしい」と評判が良く、あっという間にお代わりをする児童もいて、ふるさとの食材に目を向けながら、給食を楽しんでいた。

【写真・「いつもよりおいしい」と、ご飯を口にする児童】




ネットオークションで偽ブランド品を販売
 大崎市古川の男逮捕 古川署


 古川署は4日、偽ブランド品をネットオークションに出品し、販売していた大崎市古川塚目字原屋敷八八―一一、ガソリンスタンド店員、三沢一夫容疑者(21)を、商標法違反容疑で逮捕した。

 調べでは、三沢容疑者は今年1月13日、携帯電話のオークションサイトに偽のグッチのサングラスを出品し、落札した東京都昭島市の高校生(当時17歳)から代金引換郵便を使い、8000円を受け取った。

 さらに同月23日、偽のシャネルのサングラスを出品して、落札した仙台市若林区の会社員女性(当時24歳)から同様の方法で1万6000円を受け取った。

 三沢容疑者は偽ブランド品と知りながら出品していた。これまでの調べで、三沢容疑者は、昨年春ごろから1年間、サングラスやネックレスなど偽ブランド品を出品、落札した70人から合計60数万円を受け取っていたといい、偽ブランド品の入手ルートを含め、同署で詳しく捜査を進めている。




案内標識柱に衝突男性1人が死亡 大崎市古川

 3日午後9時25分ごろ、大崎市古川米袋の国道4号で、同市古川稲葉3−10−1、会社員、坂元良一さん(44)運転の普通乗用車が道路左の案内標識の柱に衝突、坂元さんは頭を強く打って死亡、同乗していた妻の里美さん(42)が全身打撲のけがを負った。

 現場は多田川橋北の国道下り線で、事故当時、橋は凍結していたという。

 古川署で事故原因を調べている。





12月2日(土)

=コラム=
 1党支配続きの民主国家


 麻生外務大臣が講演で、東欧からアジアを「自由と繁栄の弧」と位置づけ、民主化と経済発展を支援する外交政策を説明したと、ある新聞が伝えていた。

 報道によると、日本は「自由と民主主義、人権と法の支配を大切にする思いは人後に落ちない」と述べたという。

 なるほど。確かに日本が民主化を支援し、自由と繁栄に尽くすべきだという点は、だれも何も異論はなかろう。

 でも、この国の民主主義≠チて、そんなに胸を張れるほど立派なんでしょうか?。

 「人権と法の支配を大切にする思いは人後に落ちない」とおっしゃったようですが…。児童・生徒のいじめが実態としてありながら、文部科学省には「いじめなし」の報告ばかり上がってくる。こんな大人たちの人権感覚って、ずいぶんお粗末なレベルじゃありませんか。よその国の人権について云々(うんぬん)できるのでしょうか?。

 第一、戦後、ほとんど政権交代というものがこの国で無かったじゃありませんか。ずっと政権を維持してきた自民党の閣僚が民主化について語っても、どれぐらい説得力があるのでしょう?。

 小泉改革で自民党は変わり、実質的に政権交代した―なんて見方もあったが、どうも怪しい。郵政総選挙で公認されなかった議員がぞろぞろ復党するようではねぇ…。
 



女性がはねられ死亡 涌谷町の国道

 1日午前9時10分ごろ、涌谷町今左ェ門沖名の国道108号で、道路を歩いて横断していた同町字赤間屋敷34−3、無職、後藤シゲノさん(80)が、軽トラックを運転していた同町字追廻町64、廃品回収業、青沼勝美容疑者(69)にはねられ、後藤さんは頭を強く打ち、収容先の病院で午後5時に死亡した。

 遠田署は青沼容疑者を業務上過失傷害容疑で逮捕、事故原因を調べている。





12月1日(金)

一般会計は3539万4000円減額
 12月定例会は7日から 執行部は34議案を提案へ


 大崎市議会12月定例会は7日に招集される。一般会計補正予算案など34議案が提案され、2人の人権擁護委員候補者推薦を諮問する。

 一般会計補正予算案は、3539万4千円を減額、総額542億1736万6千円とした。

 松山小学校建設事業1億円、鹿島台小学校と鹿島台中学校の大規模改造・耐震事業で2億6704万7千円の減額。合併で予算成立が6月となり、事業に遅れが生じたことが主な原因で、鹿島台小・中学校については、工事着手は来年度へずれこむ見通しだ。

 このほか、オニコウベスキー場の圧雪車購入を平成19年度に繰り延べることにし、3000万円を減額。

 一方、追加補正では、生活保護扶助費が1億2305万円。商工業金融対策事業で、制度融資の利子補給補助金・損失補償金を2151万8千円増やす。

 また、蕪栗沼・周辺水田の野鳥観察場整備・観察会実施の経費として1005万2千円を追加。既存の揚排水施設を活用して観察施設を整備するほか、仮設トイレを設置したり、移動用のバスを購入する。

 また、岩出山簡易水道事業特別会計で、池月簡易水道の旧配水地解体工事、真山簡易水道の浄水棟建築工事に1627万円を追加した。

 公の施設の設置・管理を定めた条例について、旧市・町でばらばらだった管理基準や使用料などの規定、文言などを統一することとし、条例の全面改正・一部改正案20件を提案する。






点滴ミスで手にしびれ 旧古川市立病院

 旧古川市立病院(現在の大崎市民病院)で平成17年2月、大崎市内の30歳代の主婦に、看護師が点滴の注射を右手首にした際に神経を損傷させ、手にしびれが残るミスがあり、大崎市は30日の定例の記者会見で、10月16日に主婦側へ200万円の損害賠償を支払って和解したことを明らかにした。12月定例市議会で、損害賠償の専決処分について提案する。

 主婦は、かぜで市立病院で診察を受け、医師の診断で点滴の注射を受けたが、看護師が誤って、注射針で周辺の神経を損傷させた。このあとリハビリを行ったが、右手のしびれが残ると診断されたため、主婦側と病院側が損害賠償について話し合いを行ってきた。