大崎ネットニュース  Oosaki Net News

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10月31日(火)

平和の尊さ、後世に伝えます
 美里町で非核・平和都市宣言セレモニー


 美里町で30日、非核・平和都市宣言記念セレモニーが行われ、中学生が原爆の悲惨さや平和を後世に伝えると誓った。

 美里町は6月定例町議会で「非核・平和都市」を宣言した。旧小牛田町は昭和59年に、旧南郷町は昭和62年に宣言を行っていて、両町の平和の理念を新町が引き継いだ。

 セレモニーには、町内の中学生や町民ら900人ほどが出席。最初に原爆被災者に黙とうを捧げ、佐々木功悦町長が「依然として世界には核兵器が存在し、地域紛争や環境破壊もなくなっていない。セレモニーの意義を感じ取ってもらい、平和を維持するための行動をしてほしい」とあいさつした。

 続いて、原爆被災を描いたアニメ映画「はだしのゲン」を上映。

 このあと、8月に町が実施した中学生の長崎派遣事業の報告があり、参加した生徒が「次の世代へ平和の尊さ、反核を伝えていきたい」と語った。

 続いて村上留衣さん(小牛田中2年)、佐藤佳奈さん(不動堂中3年)、後藤真菜さん(南郷中3年)が平和の誓いを読み上げ、「思いやりの気持ちを持ち、緑の地球を守り、歴史を学んで広島、長崎を多くの人々に伝えていきます」と誓った。

【写真・平和の誓いを読み上げる中学生】




リオーネへ行政施設を=@古川商工会議所などが市へ要望

 古川商工会議所の狩野寿一会頭や、まちづくり会社の(株)アクアライト台町の千葉基社長らが30日、大崎市役所を訪れ、リオーネ古川への行政施設入居などを求める要望を、伊藤康志市長に行った=写真=

 要望では、リオーネの盛衰は中心市街地の活性化に大きな影響を与え、入居率は8割にとどまっているとし、「産業活性化支援センター」や「子育て支援センター」などの行政施設をリオーネ内に設置するよう求めている。

 このほか、中心市街地の駐車場一元化事業に、市が旧エンドーに設置した駐車場が加わることや、「大崎市中心市街地活性化基本計画」の早急な策定を求める要望書を手渡した。

 伊藤市長は「産業活性化支援センターは来年度に立ち上げたいと思っているが、場所等は検討中。リオーネについては、行政として手伝えることがあるか考えたい」とした。

 また駐車場の一元化事業参加については、担当課職員が「来年4月をめどに検討を進めている」などと説明していた。



 



軽自動車がコンクリート壁に衝突、男性死亡 大崎市古川

 30日午後1時55分ごろ、大崎市古川飯川の東北道下を通る市道トンネルで、同市古川諏訪2−4−48、無職、白岩幸一さん(61)運転の軽乗用車がコンクリート壁に衝突、白岩さんは同市内の病院へ運ばれたが、同日午後9時29分、内臓破裂などで死亡した。

 古川署で事故原因を調べている。



 

10月30日(月)

災害時の協力で覚書交わす 大崎市と市内21の郵便局

 避難所に臨時の郵便ポストを設けるなど、災害時の協力について定めた覚書を、大崎市と市内21の郵便局が30日に交わした。

 災害時の郵便局と行政の協力については、合併した旧市町が覚書を交わしていたが、合併で大崎市が誕生し、あらためて締結することにした。

 覚書では、優美局が避難所に郵便ポストを設けるほか、臨時の郵便局を設置したり、被災地への郵便物を無料にするなど災害時の特別事務を実施し、郵便局を避難所として提供する。また、被災状況に関する情報交換も行う。

 調印式は古川郵便局で行われ、伊藤康志大崎市長と、市内21の郵便局長を代表し、古川郵便局の木幡英光局長が覚書に署名、押印をして書類を交換した。

【写真・覚書に調印する伊藤市長(右)と木幡局長】




認知症考えるシンポジウム 県合庁で9日

 認知症を考える講演・シンポジウムが9日午後1時半から、県大崎合同庁舎で開かれる。

 県と(社)認知症の人と家族の会宮城県支部が主催。

 大崎市民病院田尻診療所の目黒謙一・認知症診療対策室長が「認知症の正しい理解」と題して講演。

 このあと認知症の患者をかかえる家族や医師らが参加し、ディスカッションを行う。

 申し込み、詳細は県大崎保健福祉事務所成人高齢班へ。電話番号は23―7562。





10月28日(土)

厳しい財政状況に理解を
 大崎市が11月に説明会 伊藤市長が直接、市民に


 大崎市は11月、今後5年間の財政見通しと総合計画策定の取り組みについて、市民説明会を市内9カ所で開催する。伊藤康志市長や副市長、担当部課長が出向き、厳しい財政状況や、新市建設計画見直しの必要性などを直接、市民に説明し理解を求めようというものだ。

 市の策定した平成19年度から5年間の財政見通しによると、新市建設計画の事業を計画通り実施した場合(病院不良債務分の繰り出しをしない)、23年度に財政再建準用団体となる。

 市の財政は、17年度の経常収支比率が91・8%と硬直化が進んでおり、実質公債費比率は19・8%で、県内13市で最も悪い。

 厳しい財政事情については9月定例議会でも議論となり、伊藤市長は病院建設事業の延期を表明し、新市建設計画の見直しについても触れた。

 市は、補助金のあり方や職員定数の適正化など、行財政改革に取り組み始め、市建設の基本を定める総合計画の策定も並行して進めている。新年度予算編成作業が本格化する時期にもあたり、市民に直接説明して理解を求め、意見を計画策定や改革に生かそうと、説明会を開く。

 5年間の財政見通しなど財政状況について説明をし、総合計画策定、行財政改革の取り組みを説明したあと質疑を行い、伊藤市長らが市民の質問に答える。

 開催日時、場所は次の通り。詳細は行政推進課まで。電話番号は23―5029。

▽6日=松山総合支所(午後7時)
▽11日=三本木総合支所(午前10時)
▽13日=鹿島台鎌田記念ホール(午後7時)

▽20日=鳴子公民館(午後7時)
▽22日=田尻文化センター(午後7時)
▽24日=古川長岡地区公民館(午後7時)

▽25日=本庁舎北プレハブ会議室(午前10時)
▽27日=岩出山中央公民館(午後7時)
▽30日=西古川地区公民館(午後7時)




常勤副管理者に大場・大崎市総務部長 8議案を可決、閉会  大崎広域議会

 大崎広域事務組合定例議会が27日開かれ、8議案を原案通り可決、閉会した。人事案で、常勤の副管理者に大場啓嗣・大崎市総務部長(59)を選任することに同意した。

 大場氏は小牛田農林高卒。旧古川市で総務課長、総務部長などを歴任。大崎広域では管理課長を務めた。

 大崎広域事務組合は今年7月に規約を改め、構成町の町長を副管理者とし、常勤の副監理者を別に1人置く機構改革を行った。

 知的障害児通園施設(ほなみ園)条例を一部改正、最大で滞在費を1日865円、給食費を1食当たり650円とした。

 利用料の1割を自己負担する障害者自立支援法施行による改正。条例改正により、最大で月3万3330円の自己負担となるが、従来に比べ約10倍の負担増となる場合もある。

 障害者の1割負担については、大崎市などで独自に軽減策を実施しているが、組合では「今後検討したい」と語っている。

 平成17年度一般会計・知的障害児通園施設特別会計の決算を認定した。

【写真・大場啓嗣氏】




=コラム=
 試験に出るから勉強する

 卒業に必要な必修科目を履修させていなかった高校が、全国各地であることがわかった。背景には、受験勉強に必要ない科目は勉強したくないという生徒の希望があったという。

 このニュースに接して、ふと「科挙」のことが思い浮かんだ。どこか似たような話が中国にもあったなぁ…と。

 中国で科挙の制度が始まったのは隋の時代だ。

 隋が誕生する前の王朝は、有能な人材の登用に頭を痛めた。

 三国時代の魏から南北朝時代の王朝は「九品官人法」という制度を設けている。これは、地方の有能な人材を、ランクを決めて推薦させる方法。最初はそれより下のランクで任用し、努力次第で推薦されたランクまで昇進できるというものだった。

 この制度は、最初はうまく機能したらしい。ところが時代がたつと、推薦者は有力者が独占、ランクが世襲化してしまったという。特定の一族ばかり登用され、有能な人材が集まらなくなってしまったのだった。

 これに対して科挙は、有能な人材を公平に採用するという点で、きわめて優れた制度といえる。採用基準は、試験の結果だけなのだから。

 でも、この官僚採用制度は、問題も残した。

 科挙で問われたのは儒教の素養。有能な若者は儒学ばかり勉強することになった。だから、試験にないから科学技術に関心を持つ若者は育たなかったし、文学や美術も尊ばれなかった。中国が近代化に乗り遅れてしまった要因ともされる。やっぱり、いろいろ勉強しておかないと、いまくいかないんですねぇ。

 さて、高校生諸君。試験に出るから勉強をするなんて受身の態度のまま大学へ行ったら、大変ですよ。勉強は自分で考えてしろ―と放り出されるんですから。





10月27日(金)

新規高卒者を対象に開催
 来月2日に合同就職面接会 初めて求人数が参加生徒を上回る


 来年3月の高校卒業予定者を対象とした合同就職面接会は来月2日午後1時から、大崎市古川総合体育館で開かれる。上向き傾向にある高校生の就職状況を反映し、面接会参加企業の求人数が今回初めて、参加する生徒数を上回った。例年、参加生徒の約4割が内定を得ており、今年は昨年以上の結果が得られればと、主催するハローワーク古川(古川公共職業安定所)では期待している。

 9月末現在、ハローワーク古川管内の就職希望者は899人。このうち就職が決まったのは305人で、内定率は33・9%。昨年同期は25・9%で、8ポイント上回った。

 景気が回復基調にあることや、「団塊の世代」の大量離職を前に、製造業を中心に採用を増やす企業が増えているのが要因という。

 特徴的なのは、女子の採用が顕著に伸びていることで、内定率は昨年の18・1%から31・7%へと大幅に上昇した。

 合同面接会はハローワーク古川・築館・迫や、大崎市、栗原市などが主催し、毎年この時期に開催。県北部を中心に、参加を希望した生徒370人が県内各地から集まる。

 昨年、秋の合同面接会で40・5%の生徒が内定を得た。一昨年は39・2%が就職を決めている。

 今年参加する企業は68社で、求人の合計は427人。「求人が参加生徒数を上回ったのは今年が初めて。例年以上に内定が決まってほしい」と、ハローワーク古川では期待している。




子育て環境整備に意見
 大崎市次世代育成支援計画・審議会委員に委嘱状


 大崎市の次世代育成支援行動計画の進ちょくをチェックし、意見を述べる地域審議会が設置され、26日、委員への委嘱状交付、第1回会議が市役所内で開かれた。

 平成26年度まで10年間の行動計画は平成17年3月、合併した1市6町が合同で作成。大崎市が取り組む子育て支援に関する事業を、数値を掲げて示した。

 地域審議会の委員に委嘱されたのは、子育て支援団体や小学校PTAの関係者、保育園長ら16人。高橋伸康副市長が1人1人に、委嘱状を手渡した。

 このあと、初回の会議が開かれ、担当課から行動計画に盛り込まれた事業の内容や現状について説明があった。

 このうち、旧古川市が始めたファミリーサポート事業については、4月から今月25日まで283件の利用があった(平成17年度は343件)。依頼会員は17年度の86人から136人に増え、増加したうちの約6割は、旧町の住民だったとした。

 会議は毎年2回開かれ、来年2月の次回会議では、目標数値と実績の比較などを行う予定という。

【写真・高橋副市長(左)から委嘱状を受ける委員】




県北部の水稲、作況指数は96

 東北農政局大崎統計・情報センターは26日、15日現在の水稲予想収穫量を発表、大崎地方など県北部は10アール当たり516キロで、作況指数は96とした。

 作況指数は、先月15日現在の発表と同じ。

 5月から7月の天候不順が影響して穂数が平年に比べ少なく、全体のもみ数もやや少なかったことなどによる。
 



大崎市開市記念式典、市民の出席者を募集

 大崎市は、来月3日に開く開市記念式典に出席する市民を募集している。

 式典は同日午後1時から、大崎市民会館で開かれる。

 出席を希望する市民は、市行政推進課へ。電話番号は23―5029。





10月26日(木)

常勤副管理者に大場大崎市総務部長
 27日の議会で人事案提案へ 大崎広域


 大崎広域事務組合の伊藤康志管理者(大崎市長)は26日までに、常勤の副管理者に大崎市総務部長、大場敬嗣氏(58)を選任することを決め、27日の組合定例議会に提案する。

 大場氏は小牛田農林高卒。旧古川市で総務課長、総務部長などを歴任し、大崎広域では管理課長も務めた。

 大崎広域事務組合は今年7月に規約を改め、組合議員だった構成町の町長を副管理者とし、常勤の副監理者を別に一人置く機構改革を実施した。




交差点で衝突、5人が重軽傷 大崎市古川小野

 25日午後2時20分ごろ、大崎市古川小野の市道交差点で、美里町南小牛田の介護福祉士、大宮茂さん(21)運転の普通乗用車と、大崎市古川李埣の運転手、長里惇三さん(59)運転の大型トラックが出会い頭に衝突、大宮さんの車に乗っていた大宮さんの母親(50)と祖母(75)、祖父の妹(74)が腰の骨を折るなど重傷、大宮さんと大宮さんの祖父(78)が頭などに軽傷を負った。

 現場は信号機のない交差点で、古川署で事故原因を調べている。




虐待を早期発見 大崎市で講演会

 大崎市などは来月14日、「子供への虐待の早期発見と連携」をテーマに、講演会をパレットおおさき(大崎市古川稲葉)で開く。一般市民の聴講も可能。

 講師は県子ども総合センターの本間博彰所長。

 聴講申し込みは、来月7日まで子ども家庭課へ。電話番号は23―6048。




 


10月25日(水)

1人1人の意識改革を促す
 全職員を対象に行革研修 大崎市が11・12月に実施


 本年度中に行政改革推進大綱の策定を目指す大崎市は、職員1人1人の意識改革を促すため、全職員を対象に、それぞれ仕事の目的や市民との関係などを図解化した資料を作成させる研修会を、11月から12月にかけ実施する。1000人規模の職員を抱える自治体で、全員を対象に同種の研修を実施するのは全国的にも珍しいのはでと、行政推進課ではいう。

 研修の対象職員は、水道部を含む市長部局の1358人で、主事から部長まで全員を対象とする。

 市は、行革大綱に市民の視点を反映させようと、行政改革推進委員会を8月に発足させた。研修は、同委員会会長の宮城大学事業構想学部・久恒啓一教授の提案もあり、実施を決めた。

 研修の講師は久恒教授が務める。それぞれ職員が、自分の仕事と市民との関係、仕事の目的などを分かりやすく図で示し、行政推進課へ提出させる。提出された図のいくつかを材料に実習を行い、職員に発表させ、議論を行う。

 研修は、前後2回実施する。最初に久恒教授が講話を行い、2回目の研修で実習を行う。講話では、市民を「説得」する行政ではなく、市民が「納得」できる行政へ転換を図る必要性について述べる予定だ。

 1回目の研修は9日と30日、2回目は30日と12月14日に開く。会場は市役所東庁舎、岩出山・スコーレハウス、鹿島台・鎌田記念ホールの三カ所。




工業用塗料卸販売 板通が東北営業所
 大崎市古川の工業団地


 工業用の塗料や薬品の卸販売、(株)板通(本社・栃木県足利市、板橋信行社長、資本金三千万円)は、大崎市古川の石田工業団地内に東北営業所を設置し、年内にも営業を始める。

 同社は北関東を中心に営業展開しているが、自動車部品メーカーの需要などを見込み、東北地方に初めて進出した。

 市土地開発公社から今年6月29日、石田工業団地内の土地1400平方メートルを2370万円で取得した。

 24日、関係者が出席し、営業所竣工祝賀会が市内で開かれた。





10月24日(火)

大崎市の将来をイメージ
 児童・生徒の作文、絵画 入賞者を表彰


 大崎市が、将来の市への希望やイメージをテーマに、小・中学生を対象に募集した作文と絵画の入賞者が決まり、24日、市役所内で表彰式が行われた。

 市は、まちづくりの指針となる総合計画の策定を進めているが、作品は、将来を担う児童・生徒の思いを把握し、計画策定に生かそうと募集。作文は103人、絵画は284人から応募があった。

 作文の最優秀賞は、小学校の部で渡辺直也君(鹿島台第2小6年)、中学校の部では小出一恵さん(古川中学校3年)の作品が選ばれた。

 このうち渡辺君は「緑やきれいな川があって、他の地域の人ともっと交流する市になってほしい」と、「未来の大崎市」と題してつづった。

 一方、絵画では、緒絶川や温泉など大崎市の特徴を描いた千葉春菜さん(古川第1小4年)の作品=写真=が最優秀賞に選ばれた。中学校の部の最優秀賞は、該当作品はなかった。

 最優秀作文は、来月3日の開市記念式典で朗読されるほか、絵画は式典のパンフレットで紹介される。

 最優秀賞のほか入賞したのは次の通り。敬称略。

【作文・小学校の部】
▽優秀賞=佐々木遥奈(宮沢小5年)、鈴木せいら(古川第1小5年)
▽佳作=今野菜都美(古川第1小5年)、斎藤かおり(同6年)、藤門彩佳(岩出山小5年)

【同・中学校の部】
▽優秀賞=夘野沙也香(古川中3年)、斎藤珠梨亜(古川南中3年)

【絵画・小学校の部】
▽優秀賞=松田美緒(古川第1小5年)、佐々木楓(池月小1年)
▽佳作=渡辺美玖(古川第1小1年)、鈴木涼(同3年)、今野沙樹(同5年)、熊谷祐輔(同5年)、葛西千草(三本木小4年)

【同・中学校の部】
▽優秀賞=後藤真慰(古川中2年)、今井彩香(古川南中3年)




古川郷土史跡探訪  参加者募集

 大崎市古川郷土研究会(谷地森隆会長)は30日、敷玉地区などで「古川郷土史跡探訪」を開催する。参加者を募集している。

 訪れるのは黒木堤防、師山城跡、萬年寺など。午前9時に古川公民館に集合。伊東隆・元古川市教育長が解説する。

 参加費は500円。昼食や筆記用具などは持参する。定員は30人。締め切りは28日(定員になりしだい締め切る)。

 申し込み、詳細は谷地森会長(電話番号23―1870)へ。

 

 


消費生活移動相談 大崎市

 大崎市は11月、3カ所の総合支所で消費生活移動相談を開く。

 時間はいずれも午後1時から午後4時まで。

 詳細は市民安全課市民相談係(電話23―9125)か、各総合支所市民課へ。

 開催日、場所は次の通り。

▽8日=鳴子総合支所
▽15日=岩出山総合支所
▽22日=田尻総合支所





10月23日(月)

大名行列が登場 古川で秋まつり

 「古川秋まつり 大崎市誕生祭」の呼び物、大名行列が22日、大崎市古川の中心街で行われ、訪れた見物客は、地域に伝わる伝統と歴史に触れた。

 大名行列は稲葉地区(先陣)と中里地区(後陳)に伝わっている。戦国時代、祇園八坂神社(中島町)が伊達家から別当を迎えた時の行列に由来するという。

 秋まつりでは、先陣と後陳が1年交代で登場しているが、今年は合併を記念し、両地区が参加。さらに、本陣と呼ばれるみこしも加わった。

 行列は、裃(かみしも)侍や甲冑(甲冑)をつけた騎馬武者、やりをもった武士など合計300人ほどが加わった。「下に、下に」と声をかけながら進み、名物の「奴(やっこ)振り」では、長い毛やりの受け渡しが決まるたびに、見物客から拍手や歓声がわいていた。

 このほか、七日町の駐車場に設けられたメーン会場では、古川や合併した旧町の特産品、農産物を販売するコーナーが設けられたほか、ステージではバンド演奏や着物美人コンテストなどが行われ、訪れた市民は秋の1日を楽しく過ごしていた。

【写真・長いやりを受け渡す「奴振り」】